まず数える
- 外から届くログインの入口(管理画面・会員ログイン・SSH・API)を書き出したか
- 入口ごとの失敗回数と、送信元IPの数を数えたか
- 心当たりのない成功ログインが混ざっていないか確認したか
- ログの送信元IPが、CDN・ロードバランサーのIPになっていないか確認したか
入口を絞る
- 触る場所が決まっている管理画面に、IP制限(またはBasic認証)をかけたか
- SSHのパスワード認証をやめ、鍵認証にしたか(新しい入口で入れることを先に確かめたか)
- 使っていないログインの入口(
xmlrpc.phpなど)を、利用がないことを確かめてから止めたか
回数を制限する
- ログインURLに速度制限(
limit_reqなど)をゆるめにかけ、正規の利用者が弾かれていないか見たか - fail2ban などを入れる場合、自分の接続元を除外(
ignoreip)したか - 誤って弾いたときの解除方法を、手元のメモに控えたか
- アカウントロックを入れる場合、永久ではなく一時的・段階的にしたか
2つ目の鍵を足す(落ち着いたら)
- 管理者アカウントに二要素認証を入れたか(予備コードを先に用意したか)
- パスワードの使い回しがないか、十分な長さか見直したか
- 止めた入口・制限の値・解除の方法を、変更管理台帳に残したか
「まず数える」の4つが埋まっていれば、もう焦る段階ではありません。残りは1つずつで大丈夫です。

ログに並んだ失敗の行を見て、ぞっとしたのは、それだけ真剣に守っているからです。気づかなければ、ぞっとすることもありません。気づいた時点で、もう一歩目は踏み出しています。
総当たりの試行は、明日もたぶん来ます。それはあなたのせいではありません。ただ、入口を1つ絞るたびに、届く数は確実に減っていきます。
明日は、ログイン失敗を数えるところから始めてみませんか。数字が出ると、不安は「やること」に変わります。
ほかの実務ヒントは記事一覧からどうぞ。保守運用の小さな備えを、メールでも少しずつお届けしています。
この内容は記事「ブルートフォース(総当たり)ログイン対策の基本|一人運用の4ステップ」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ