FIELD NOTES FOR SYSTEM MAINTAINERS

保守運用ノート

動いて当たり前のシステムを、ひとりで守る人のための実務メディア

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疎通しないときの切り分け手順チェックリスト

最低ライン(優先順位つき:これだけで回る) 1) 名前解決:`dig <ドメイン>` で `ANSWER SECTION` にIPが返るかを見る 2) 到達性:`ping <IP または ドメイン>` で応答が返るか・パケットロスがないかを見る(ICMPを止めている相手もいる点に注意) 3) 経路:届かないときは `traceroute` でどこまで行けて・どこで止まるかを見る

余力が出たら拡張

  • ホストは生きているのにサービスだけつながらないときは、ポート(Webなら80/443)を curlnc で確認する
  • 平常時の digpingtraceroute の出力を運用メモに残し、比較の基準にする

免除条件(省略可)

  • 相手が ICMP を止めていて ping が使えないと分かっている場合は、ping を飛ばしてポート確認へ進んでよい。

確認項目

  • つながらないとき、まず dig で名前解決できているかを確かめている
  • digANSWER SECTION にIPが返っているかを見ている
  • dig @別のDNS で、自分の参照先DNSの問題かを切り分けられる
  • ping の応答時間とパケットロスを見ている
  • ping が通らなくても「サーバーが落ちた」と即断しないと分かっている
  • 届かないときは traceroute で止まっている場所の当たりをつけている
  • * が必ずしも障害とは限らないと分かっている
  • ホストは生きているのにサービスだけ無反応なら、ポートを確認している
  • 平常時の出力を、比較の基準として残している

全部に○が付かなくても大丈夫です。上の3つ(名前解決・到達性・経路)が押さえられていれば、何もないときよりずっと落ち着いてたどれます。

この内容は記事「疎通しないときの切り分け手順|ping・traceroute・digの基本」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ