FIELD NOTES FOR SYSTEM MAINTAINERS

保守運用ノート

動いて当たり前のシステムを、ひとりで守る人のための実務メディア

無料ツール|印刷用チェックリスト

スタックトレースの読み方チェックリスト

最低ライン(優先順位つき:これだけで当たりがつく) 1) 種類とメッセージを読む:例外の「種類」と、後半の「説明メッセージ」から、何が起きたかの当たりをつける 2) 自社コードの行を探す:ライブラリ・フレームワークの行は飛ばし、自社のファイルパスが出る「一番深い行」を最初の容疑者にする 3) 根っこの原因を追う:`Caused by` や「上の例外が原因」があれば、連鎖の一番最後まで下りて本当の原因を見る

余力が出たら拡張

  • 使っている言語で「発生箇所は上か下か」を一度確認し、チームで共有しておく
  • よく出るエラーは「この例外→まずこの行・この設定を見る」の対応メモを残す
  • 再現条件(どの入力・どのタイミングで通るか)まで書き添えて、調査ログとして資産化する

免除条件(省略可)

  • 使い捨ての検証環境で、業務に影響しない一時的なエラーは、根っこの追跡まで踏み込まなくてよい。ただし「種類とメッセージ」だけは控えておくと後で役立つ。

確認項目

  • まず例外の「種類」と「説明メッセージ」の一行を探して読んでいる
  • 説明メッセージの後半(because .../接続先・ポートなど)から核心を読み取れる
  • トレースの大半はライブラリの通り道だと分かっており、飛ばして読める
  • 自社のファイルパスが出てくる「一番深い行」を最初の容疑者にできる
  • 使っている言語で、発生箇所が「上」か「下」かを把握している
  • Caused by/「上の例外が原因」の連鎖を、根っこまでたどれる
  • 表向きの例外だけでなく、本当の原因(根っこ)を見て対処している
  • よく出るエラーは「まずこの行を見る」の一言メモを残している

この内容は記事「スタックトレースの読み方|どこで落ちたかを最短で特定する手順」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ